怪獣日記第1話『出会い』

怪獣日記

写真を振り返ると出会いは今年の5月の20日のようだ。
その日は大雨だった。
仕事へ行ったはいいが大雨で車でのんびりしていた時の事。
タバコを吸う為に窓を少し開けてタバコに火をつけた。
にゃー
気のせいだろう…
にゃーにゃー
確実に聞こえた、しかも近い…
まだ肌寒いこの時期、この大雨の中…
僕は傘を準備して外に出てみたんだ。

と…とりあえず雨宿りさせるだけだからねっ!

声の主はすぐに見つかった。
止めていた車の近くの雨に濡れない所にうずくまっていた。
しかしここまで移動してきたせいか全身はびっちょびちょ。
手を伸ばすと逃げる訳でもなくにゃーと鳴くばかり。
まだまだ土砂降りだし車の中は暖房でぽっかぽか。
とりあえず外よりはマシだろと思ってその白い塊を抱え車の中へ。

たまたま落ちていたつまようじがその小ささを物語ってる。
そしておそらく大雨のせいで跳ね返った泥により泥だらけ。
とりあえずこの子の身体を拭けそうな物がティッシュしかなかったのでそれでフキフキ。
そして暖房でガンガン暖めてみる。

写真の時間を見ると拾ってから1時間後の姿らしい。
なかなか頭に付いた泥が取れず仕方ないから放置w
ほぼ鳴かず大人しく僕の膝の上でくつろぐ白い塊。
そして5分後…

これであるw
安心して寝てるならいいんだけど、多分疲れてただけなんだろうな…
雨はまだまだ強いしもう少しゆっくりしてもらうか…

雨はやんだが…

夕方に近づくにつれ雨もやんできた。
この場所は野良猫が多い場所で夕方になると野良猫に餌をやりに人が訪れる。
当然野良猫もそれを知っているので夕方になるとうろうろし始める。
その中にメスの茶トラの猫がいた。
そのメスはおなかが大きかった。
人懐っこい美人なおかーちゃんで、僕もよく遊んでいた。
数日前からおなかがぺったんこになっていたので子供を産んだんだろうなと思っていた。
ならば天気が良くなればこの子を探しに来るかもしれない。
そう思っていたのだが今日は天気が悪かったからか全然おかーちゃんの姿が見えない。
もう待ってもしかたない、明日にしよう。
とりあえず地面もまだ濡れてるし、夜は寒いだろうから僕はこの白い塊をおうちに連れて帰る事にした。
さすがに明日になれば朝か夕方にはおかーちゃんが姿を見せるだろうから…
そんな心配をよそに当の本人は…

これであるw
頭の汚れも取れてきれいになった。
しかし爆睡w
買い物で席を立つ時以外はずっと寝ていたw
ま…まぁ大人しくていい子じゃないか…

おうちに帰ってもこれであるw
この写真の時間は夜中になっていたので、多分ご飯食べた後の1枚だろうな。
たしかトイレはまだしてなかった様な記憶…
起きてちょっと鳴いてご飯食べて寝て…
そんな感じで初日は過ぎた。
明日になれば流石にかーちゃんも姿を見せるだろう。
しかし姿を見せない事も考えておかなきゃ…
そうなるともう飼うしかないよな。
てことは名前が必要だ。
そこで僕はTwitterで名前を募集したんだ。
お名前出していいかご本人に聞かなかったのでお名前は出さないようにしてますが、その名前を聞いた時これしかないと思ってこの名前にさせてもらいました。
フラフィー
数か月後怪獣さまと言われる元野良猫との同棲生活の始まりである。

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